資産形成って何から始めたらいいか分からない。
お金をどのように振り分けたらいいか分からない。
そんな悩みはありませんか?
お金を分類することで、どのように資産形成をすればよいのか把握できます。
資産運用ときくとリスクがあるのでこわいというイメージがあるかもしれません。
今現在の資産状況を把握してどれくらいリスクを許容できるかを見極めることも大事です。
資産形成の4つのステップ
現在持っている資産を把握する
資産形成を始める前に、今現在どのような資産や負債をいくら持っているのかリスト化してみましょう。
資産のリスト化
1.資産
- 流動資産:1年以内に現金化可能な資産
流動資産に該当する代表的なものは、現金(預貯金)、有価証券(株式、投資信託、債権等)、保険です。 - 固定資産:1年以上保有する資産
固定資産に該当する代表的なものは、不動産(土地、建物等)、宝飾品、ブランド品があります。
2.負債
- 流動負債:1年未満に完済予定の負債
流動負債の代表的なものは、クレジットカードや税金の未払い分です。 - 固定負債:1年以上借入予定の負債
固定負債の代表的なものは、所有する土地や建物の借入部分(住宅ローン)、自動車や奨学金のローンが含まれます。
資産ー負債=純資産(返済不要の資産)
固定資産(例えば家など)などの資産比率が多い人とそうでない人では資産運用をする上でリスクの許容度が変わってきます。
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毎月の生活費を把握
家計簿を使って毎月の生活費を把握します。
- 基本生活費(食費、日用品、光熱費、教育費、通信費)
- 住居関連費(家賃や家のローン)
- 車両費(駐車場料金、ガゾリン、交通費、保険等)
- 毎月の保険料
- その他の支出(娯楽費、被服費、医療費、交際費等)
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特別費を把握
車の購入費や家購入のための頭金、3〜5年以内に必要になる教育資金などを対象とします。
貯蓄簿テンプレートを使うことで、目的別にいくら資金が必要かリスト化できます。
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お金を分類する
お金を用途別に分類します。
- 使うお金
毎月の生活費の3〜6ヶ月を目安に確保 - 貯めるお金
3年から5年以内に必要になる特別費 - 増やすお金
純資産ー(使うお金+貯めるお金)
運用口座
- 使うお金(流動性資金)
普通預金・預貯金など元本保証でいつでも引き出し可能なもの - 貯めるお金(安全性資金)
定期預金・個人向け国債など元本を確保し安定的な運用ができるもの - 増やすお金(収益性資金)
株式・投資信託・ETF・外貨預金など収益を超えるもの
リスクを見える化
資産運用を始めるにあたって、どれくらいのリスクが発生するか、またどれくらいのリスクだったら許容できるのかが分かるシートを作りました。
使うお金、貯めるお金、一番上の資産項目に金額を入力
資産運用に回せるお金(増やすお金)の欄に金額が表示される。
資産運用でマイナス20%になったときの、金額と資産、プラス20%になったときの金額と資産が表示される。
現在のお金の分類の比率を円グラフで表示
現在、マイナス20%、プラス20%のそれぞれの分類の比率を比較
資産運用といっても、比較的リスクの低いものから高いものまであります。
今回は一時的にマイナス20%、プラス20%になる可能性を考慮して設定しています。
もちろん使うお金、貯めるお金以外は資産運用しないといけないわけではなく、お金を失うリスクを避けたい方は、よりリスクの低い資産運用にしたり、貯めるお金口座を多めに設定することもできます。
このシートの設定はあくまで一時的なリスクを見える化しています。
長期運用を想定したシュミレーションは、金融庁が公開している資産形成シミュレーションを参考にしてみてください。
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エクセルには、サンプルシートと実際に入力するシートが含まれています。
このシートは、将来の運用成績を予想するものではありません。
実際の資産運用や投資判断はご自身で判断していただけますようご了承ください。