我が家は生命保険に加入していません。(正確には、結婚後私の生命保険を解約しました。)
そんな話をするとよく驚かれます。
「生命保険に加入していないと一人前じゃない」とまで思われそうですが、結婚したとき、子どもが産まれるタイミングで夫婦でよく話し合って決めました。
生命保険に入らない理由
義母が子供(夫)の生命保険に加入している
結婚前に義母が子供(夫)の生命保険に加入しており、すでに払済であること。
結婚後に受取名義人を妻(私)に変更してくれている。(ラッキー‼)
負債がない
我が家は住宅購入の予定がなく、ローンなどの負債がありません。
万が一でも頼れる場所があるのもポイントでした。
十分な貯蓄がある
例え病気でしばらく働けない場合でも、すぐに生活費に困窮する状態ではない。
ただし、死亡した場合は貯蓄だけでは賄えない。
制度を利用する
万が一の場合は、国や会社の制度を利用します。
- 健康保険による保証(高額医療制度、傷病手当)
- 公的年金による保証(遺族年金、遺族厚生年金)
- 会社による保証(会社から支給される死亡保障など)
- 生命保険を受け取る確率の問題
男性の場合、50歳時点での生存率は、96,9% 60歳時点では93,1%
女性の場合、50歳時点での生存率は、98,1% 60歳時点では96,1%
またほとんどの保険会社が還元率を公表していないため、実態が不明である。
生命保険を抑えるポイント
ネット保険を選ぶ
ネット保険は、「対面型」の保険と比べると割安になります。
どうして割安になるかというと、店舗の家賃代や相談員の人権費などが安く抑えられるためです。
ただし、対面式と比べて自分で保険の種類を選択しないといけないというデメリットを考慮しなければなりません。
国や会社の制度を理解する
実際に病気や死亡などのリスクを想定して、どれくらいの費用が発生するのかシミュレーションしてみましょう。
詳しくは、生命保険の保険料を安くしたい方は、「不安を可視化」すると効果的ですで説明しています。
治療費や手術で多くの費用が発生したとしても、健康保険、高額医療制度、医療費控除など利用することでで実際に支払う金額は大幅に抑えられることが分かります。
将来の生活費を見積もる
「死亡保障が1000万円」と言われてもピンとこないですよね?
子供の教育費など年間にどのくらい必要なのかライフプランを作成しましょう。
例えば、子供が成人するまでに必要な金額を算出します。
貯蓄や会社の死亡保障や遺族年金を合わせた金額でも足りない金額を死亡保障の制度で補填する方法もあります。
「贅沢したいから死亡保障を多めにする」という手もありますが、実際に死亡保障を貰える確率は一握りであることをお忘れなく。
ライフプランの作成は未来から逆算して作るライフプラン表からできます。
保険加入よりも大事なこと
病気や怪我などで保険を利用できたとしても、健康に勝るものはありません。
「保険に入っているから安心」ではなくて病気を防ぐことや早期発見することが大切です。
- 健康管理
日常の食事や運動管理 - 健康診断
年に一度の人間ドックや気になる症状がある場合は早めに受診するなど