家計管理

なりたい自分を叶えるための、家計のロードマップ

 2025年版エクセル家計簿をUPしました。対象家計簿:「続かなかった人におすすめ」「資産とお金の流れが分かる(無料版)」「家計簿カレンダー」2024年版のページからダウンロードできます。
家計を整えたいと思っても、何から手をつければ良いのか分からない。

いつも途中で挫折してしまう。

そんな悩みはありませんか?

なりたい自分を叶えるための家計管理では、まず「自分がどうありたいか?」を明確にすることから始めます。

周りに振り回されない自分を確立することと目標を見据えることで着実にステップアップできます。

行動計画の立て方では、スモールステップに分解して解説していきますので、一緒に家計を整えていきましょう。

家計を整えるロードマップ

 

ステップ

  1. なりたい姿を明確化
  2. 目標設定
  3. 毎月の収支を把握
  4. 浪費の削減
  5. お金の使い方を見直す
  6. お金を増やす

なりたい姿を明確にする

自分の目指す将来像や理想、望んでいることを明確にします。

5年後にどのような生活をしたいか?

どんな家に住んで、持ち物、理想の家族像などイメージしてみるとワクワクしませんか?

現在の姿から5年後の姿を想像するのではなく、リミッターを外して5年後の理想像を設定してみてください。

目標の設定

目標にたどり着くための目印です。

なりたい姿を実現するには、どれぐらいの収入が必要?どれくらいの資産が必要?という目線で考えていくと目標がみえてきます。

できるだけ具体的に期限と数値を設定すると達成できたかどうかの振り返りがしやすくなります。

例)5年後に資産額3000万円を目指す。

毎月の収支を把握する

目標と現在のギャップを知るために、毎月の収支を把握します。

その差を埋めていくために行動計画を立てて実行することで、目標に近づくことができます。

毎月の収入額、貯蓄額、支出(固定費、変動費)、残金がいくらなのかざっと把握しましょう。

浪費の削減

浪費の削減は、①固定費の削減と②変動費の削減に分類します。

毎月発生する固定費を削減するのは手続きの変更などで大変ですが、インパクトが大きく仕組み化できるのでお勧めです。

変動費の削減は、家計簿に浪費の記録をして毎月どれくらいの無駄がひそんでいるのかを確認しましょう。

家計簿に慣れてきたら、浪費をしてしまう原因がストレスなのか、習慣なのか、見栄やその他なのかを分類します。

浪費の原因を認識することが第一歩です。

習慣→その習慣をやめて新しい習慣を取り入れる。

ストレス→かんたんに取り除くことができない場合でも、どうやったらストレスを和らげることができるのか考えるきっかけになる。

お金の使い方を見直し

浪費の削減が実行できるレベルになったら、どんなお金の使い方をしているのがみえてきます。(食費、日用品、教育費などの費目ごとの割合)

その先のステップとして、

価値観に沿ったお金の使い方ができているか?

自分の理想像から逆算して、今必要なお金の使い方ができているのか見直すことが大切です。

何に使ったのかではなく、どのようなお金の使い方をしているのかを振り返ることができます。

自分にとって何が重要なのかを見極めて、毎月重要なものにどれくらいのお金が使えているのかチェックしてみましょう。

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お金を増やす

お金を増やすには3通り

  1. 支出を減らす
  2. 収入を増やす
  3. 資産運用

支出を減らす項目は、浪費の削減で設定しているので、ここでは、「収入を増やす」「資産運用をして資産を増やす」に注力します。

収入を増やす

収入を上げるためには、自己スキルを磨くことが不可欠です。

今あるスキルを伸ばして転職する、あたらしいスキルを身につけて副業に活かすなど自分が何をしたいのか情報収集から始めましょう。

資産運用

金融スキルを身につけることで、自分がその場にいなくても収入を生み出すビジネスをすることができます。
稼いだお金に働いてもらうこと、お金を働かせてお金を得ることができます。

金融スキルを身につける手順は、金融スキルへの投資手順を参照

行動計画の立て方

ロードマップでなんとなくイメージはできたけど、自分にできるか分からない。

目標が大きければ大きいほど、本当に達成できるか不安になったり、始めの一歩が踏み出せなかったりしますよね。

そんなときは行動計画を立てて、どうやったら達成できるのかを考えてみましょう。

 

行動計画を立てる手順

  1. 大目標を設定
  2. 毎月の収支と現在の資産を把握
  3. 目標と現実のギャップを把握
    目標達成までの道のりを可視化のテンプレートでは、現在の資産と目標予定金額と期限を設定すると、毎月いくら増やせばよいのか、毎月の達成率をグラフで可視化できます。目標資産設定は何度でもやり直せるので、どれくらいだっったら達成可能な金額なのかイメージがしやすくなります。
  4. 目標を細分化
    始めに設定した目標が大目標なので、中目標、小目標を設定する。

例)大目標
5年後に資産3000万円

中目標
①支出を減らす。(貯蓄を増やす)
②収入を増やす。
③資産運用で増やす。

小目標:(支出を減らす)
①毎月の支出を把握する。
②固定費を減らす。
③浪費を減らす。

大目標だけでなく、中目標、小目標にも期限と数値を設定することで達成しやすくなります。

小目標では、副業で増やすと決めたなら、どの副業で収入を増やすのか下調べをする。

→今日の夜、仕事帰りに本屋に寄ってみる。

など、行動できるレベルまでステップを細かくすると達成しやすくなります。

ライフプラン表を作成する

これらを実行するにあたって、すぐに効果が表れるものから時間がかかるものまであります。

  • 支出を減らす:割とすぐに削減できる。
  • 収入を増やす:特に副業を選択する場合は収入アップまでに時間がかかると考えた方が良い。
  • 資産運用:始めるまでに時間がかかる上、資産を減らす可能性もあり。

このような性質を考慮すると、毎年同じ額を貯蓄するのではなく、1年後、2年後と貯蓄額を増やしていく必要があります。

そんなときに役立つのが、ライフプラン表です。

5年後の年表に目標資産を設定して、1年後2年後の収入目標、支出目標、資産目標を記入します。

1年ごとに収入、支出を細かく設定することで、イメージがしやすくなります。

上記のライフプラン表は、未来逆算のライフプラン表から無料ダウンロードできます。

まとめ

以上がなりたい自分を叶えるための、家計ロードマップと行動計画の立て方です。

家計管理のロードマップ

  1. なりたい姿を明確化
  2. 目標設定
  3. 毎月の収支を把握
  4. 浪費の削減
  5. お金の使い方を見直す
  6. お金を増やす

行動計画を立てる手順

  1. 大目標の設定
  2. 毎月の収支と現在の資産を把握
  3. 目標と現在のギャップを把握
  4. 目標を細分化

ライフプラン表の作成

目標を設定して、未来から逆算して毎年の収支を設定する。

何よりも、なりたい自分を明確にすることと、目標を立てることが最重要です。

しっかりと時間をかけて自分が何を望んでいるのか、どんな目標を立てればよいのかを考えて揺るぎない目標をたてることができれば、おのずと何をするべきかが見えてくると思います。

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