仕事で疲れていてやりたい事を先送りにしてしまう。
そんな方にお勧めなのが、時間管理ができる「時間簿」です。
ただし、自分の行動をすべて把握して記録するのって大変ですよね?
そこで、この「時間簿」では、行動基準に優先順位をつけて、なるべく簡単に記録ができて継続できる仕組みにしました。
「時間簿」に記録して、理想的な時間の使い方と比較したり、小さな行動に対しても時間を意識して過ごせるようになります。
欲しい時間を先に確保する
欲しい時間を先に確保する計算式は、
24時間ー(睡眠+自己投資+固定時間)=変動時間
先に確保する時間
優先順位①:睡眠時間
優先順位②:自己投資の時間
優先順位③:固定時間(仕事や家事、食事の時間など)
残った時間
変動時間(テレビをみたり、上記以外の時間)
睡眠時間や自己投資を最優先させることで、後回しにすることなく時間を確保することができます。
これって家計簿に似ていませんか?
収入ー(貯蓄+自己投資+固定費)=変動費
この式をヒントに「時間簿」を作成してみました。
優先順位を設けることで、自分にとって本当に大切な時間が何なのかがみえてきます。
時間簿の使い方
カテゴリーを分類する
B列に休息、自己投資、固定時間、変動時間と4つのカテゴリーに分類しています。
C列には、それぞれ具体的な内容を記入してください。
行が足りなかったり余った場合は、行を追加したり削除してください。
行を追加する際は、計の項目が空欄になりますので、前後の列の数式をコピーして貼り付けて下さい。
D列は理想の時間配分を記入します。
数字の単位
数字は分単位ではなく、時間単位となっています。
1時間の場合は、1と記録
30分の場合は、0.5
10分の場合は、0.2と記録してください。
ちょっとしたコツ
行4は1〜31まで日付が入っています。
1週間単位でA4用紙に印刷できますので、手帳にはさんだりして活用してくださいね。
家事など細切れの時間がたくさんある場合は、正の字を書くとあとで分かりやすいです。
初めは、時間を意識して過ごすのに慣れないと思います。
そんな方は、ストップウォッチなどを活用して、開始時間から終了時間までの時間を測ってみると良いですよ。
表の下に円グラフを用意しています。
理想的な時間管理のグラフと実際の時間管理グラフの比較ができます。
実際のグラフは合計の割合を示しています。
理想の時間配分と比較して、予定通りに時間を使いこなせたかチェックしてみて下さい。
「時間簿」を使用してからの変化
実はまだ1週間ほどしか使用していないので、今後継続できるかは不明なのですが・・・
今までは、手帳に時間記録をつけていましたが、振り返りをしなかったため、どの時間を改善すれば良いかが不明でした。
自分の行動に優先順位をつけてグルーピングすることで、行動基準が明確になり、かつ時間への意識が変わりました。
自己投資の項目も毎日できなくても、工夫して1週間の間で調整しています。
かといって時間を切り詰めている訳ではなく、時間に追われてるという感覚にはなりませんでした。
心に余裕を持って過ごすためにも、時間配分をしっかりと決めてメリハリをつけて過ごすきっかけになれば嬉しいです。
ダウンロードはこちらから
エクセル「時間簿」は無料でダウンロードできます。
zip形式でのダウンロートなりますので、解凍してからご使用ください。
A4サイズ、1週間単位で印刷ができます。
サンプルシートも用意していますので、参考にして下さい。