たくさんある家計簿の中でどれを選べばよいか分からない・・・
そんな経験はありませんか?
本記事では、自分にあった家計簿の選び方をご紹介します。
この記事を書いている私は、
- 今まで試した手書き家計簿は20種類以上
- 6種類のエクセル家計簿テンプレートを当ブログで無料配布(2021年8月現在)
- アプリ家計簿は、主に資産把握するために利用中
家計簿を挫折する理由
2015年の調査ですが、男性の5割以上、女性の7割以上が家計簿の挫折経験があることが分かっています。
挫折の理由は、1位「面倒だから」という答えが圧倒的に多く、次いで「細かく付けようと思って完璧にできず挫折」、「口座やクレジットカードの入出金のつけ方がわからない」「分類や計算の仕方がわからない」が多く見られました。男女で比較すると、女性は細かく付けようとして面倒になり失敗する方や分類やつけ方が難しく挫折する傾向があり、男性は仕事などで時間がない、集計や計算が手間、エクセルデータがなくなったり、ツールのサービスが終了したりして挫折する傾向がありました。
私自身も、挫折経験があります。
手書き家計簿→レシートを保管して、毎日記入する手間が大変で挫折
家計簿ソフト→費目を細かく分類しすぎたために、記録が大変になり挫折
エクセル家計簿→自作して自分にあったテンプレートを作って継続中。
現在は、エクセル家計簿、手書き家計簿、アプリ家計簿をかけ合わせて記録しています。
家計簿の種類とその特徴
- 手書き家計簿
- エクセル家計簿
- 家計簿アプリ(家計簿ソフト)
手書き家計簿
100円〜1000円前後で購入可能。
レシートを保管して、項目、金額を手入力して電卓などで集計するので手間がかかる。
手書きをするのが大変だが、書くことでしっかりと振り返りができ、頭の中が整理されるメリットも。
自分のライフスタイルに合った手書き家計簿を自作することもできる。
手軽に始められて、家計簿に記録することで日頃どんなお金の使い方をしているのかが見えてくる。
無駄を発見しやすく、本気で家計改善したい人にお勧め。
エクセル家計簿
「エクセル家計簿 テンプレート ダウンロード」で検索すると、ほとんどのサイトで無料でテンプレートをダウンロードできる。
テンプレートは手書き家計簿と類似しているものが多いが、集計が自動ででき、前月との比較がグラフなどで簡単にできるのが魅力。
自作することもできるが、ある程度エクセルの知識が必要。
使いやすさでいうと、手書き家計簿とアプリ家計簿の中間の存在。
自分でアレンジして作成できて、しっかり家計分析ができるのもGood。
数値やグラフを使ってしっかり家計分析したいという方にオススメ
→ari-mamaエクセル家計簿5選を比較(特徴をまとめてみました)
家計簿アプリ(家計簿ソフト)
パソコンでソフトをダウンロードすることもできるが、最近ではスマホで管理する家計簿アプリが主流になりつつある。
無料で使えるもの、有料だと毎月300円〜500円と課金タイプが多い。
初めに銀行登録、カードの登録などが大変だが、一度登録するとカード払いのほとんどを自動で家計簿を作成してくれるアプリもある。
グラフなどを使用し、スマホでも見やすい工夫がされている。
デメリットは、自動で家計簿の作成がされるので、振り返りが疎かになりがち。
始めに登録する手間がかかるものの、一度仕組み化してしまえば、手軽に使える。
銀行登録をすれば、資産の把握が楽にできるのも魅力。
もうすでに家計の仕組み化ができており、お金の流れを把握するだけで良い方は、アプリが断然オススメ
掛け合わせて使用する場合
そんな方は、掛け合わせて使用してみてはどうでしょう?
アプリ家計簿✕手書き家計簿
現金で買い物した際は、手書き家計簿に記録して、月の終わりにまとめてアプリに入力。
毎月の集計結果だけでも手書き家計簿に記録してみる。
慣れてきたら、使いすぎている項目の見直しや1ヶ月の目標や感想を記録する。
エクセル家計簿✕手書き家計簿
手書き家計簿をメモ代わりにして、後でエクセル家計簿に記入する。
エクセル家計簿フォーマットを作成して、印刷して手書き家計簿として使用する。
エクセル家計簿✕アプリ家計簿
アプリの記録内容をエクセルに転記。
分析はエクセルで行う。
まとめ
今まで挫折経験がある方でも、自分に合った家計簿を選ぶことで続けやすくなります。
家計簿を記録する上で大事なことは、
- まずは続ける
- お金の流れを把握する
- 分析する(お金の使い方を見直す)
- 改善する
お金の使い方を見直したい方は、自分に合った家計簿や掛け合わせを用いて、しっかりと現在のお金の流れを見直してみましょう。